ウィーンでの Meldezettel (住所登録) の取り方
セアヴス、けーすけです。
とうとう昨日、10月1日からウィーンでの会社員生活が始まりました。
ウィーンでの会社員生活がどんななのか、などなどはまた別の機会に書きたいと思います。
(ウィーンでの生活状況等を頻繁に発信するためにツイッターも始めてみました。よかったら↓フォローしてみてください。)
Take a look at Kay(けい) @オーストリア🇦🇹在住 (@Kay96555553): https://twitter.com/Kay96555553?s=09
さてさて、今回はタイトル通り、ウィーンでの住所登録の仕方について、です!
だいぶ前に、ザルツブルクでの住所登録をした際の内容も記事として公開してるので↓、参考にしてみてください。
https://ksk243.hatenablog.com/entry/2018/06/26/225353
※ちなみにドイツ語で住所登録の紙のことをMeldezettel (メルデツェッテル) といいます。
ビザの申請時とか、オフィシャルな場では結構色んなところでMeldezettel という単語が出てきます。
ザルツブルクの場合は人口自体もウィーンに比べたらかなり少ないこともあって、2ヶ所でしか申請できませんでしたが、ウィーンの場合は1区内に1箇所、合計23箇所で申請できます。
(ウィーンは23区で構成されています。)
申請フォームは、私が申請した今日、2919年10月2日時点では、2019年6月にザルツブルクで申請したもの↓と同じでした。
https://www.help.gv.at/Portal.Node/hlpd/public/resources/documents/meldez.pdf
ちなみに私は11区の事務所で申請しました。
仕事が始まる前日の9/30、月曜日に事務所に行ったら "選挙がある関係で今日は受付できない" と言われ渋々帰りました。ちなみに受付できないということはどこにも事前に通知されてませんでした。。。
(こういうイレギュラーなことがないところは日本がいいなあ、、、と思っちゃいます。)
で今日、事務所の営業開始5分前に事務所についたら結構な行列ができてました。
でも行列の割には回転が早くて、営業開始15分後には登録を終えて職場に向かえました。
今回、ちなみに私はNebenwohnsitz (ネーヴェンヴォーンジッツ、第2の住居の意味) として登録しました。
理由は、ウィーンでいま居住しているアパートの大家さんがさからのリクエストでした。
少なくともウィーンではアパートを借りる際に、基本的に大家さんに過去約6ヶ月の給料明細の提示を求められます。
これは大家さんが、借り主が家賃の支払い能力がどうかを見てリスクヘッジのために必要らしいです。
自分は2年以上無職だったので給料明細なんかありませんでした。笑
その話を大家さんにした結果、給料明細なしでも、日本人は信頼できるということで、最初の数ヶ月はNebenwohnsitz として契約し、数ヶ月分の給料明細が入手できたらそのときにHauptwohnsitz (ハウプトヴォーンジッツ、主要な住居の意味) として新たに契約しようとなりました。
自分としては内見のときにめちゃくちゃ気に入ったのもあって、どうしてもここに住みたいと思っていたので快諾しました。
なので、いまは実際には次の入居者がすでに入っているザルツブルクのシェアアパートにHauptwohnsitz を置いて、ウィーンのアパートをNebenwohnsitz としている状態です。
と、久しぶりの投稿ですが今回はこんなところで終わりたいと思います。
今後誰かの役に立てたらうれしいなあ。
ぜんぜん関係ないですが、笑 ウィーンのアパートから見える朝日。
ではでは、チャオ〜!
インフィニティタンブリングって何?
セアヴス、けーすけです。
何かというと、
こんな感じにパラグライダーで宙返りするトリックのことです。
インフィニティタンブリング (以下、インフィニティ) をそのまま日本語にしたら、"永久的な宙返り" です。
日本語にそのまま訳したらサブイボが立つぐらいダサいですね。。。
このトリックは、自分がパラグライダーのアクロバティックを初めて知った頃からずっと、自分でもやってみたいと思っていたトリックでした。
やり方には大きく二通りあって、一つはSAT (地面に対して並行方向の回転) からブレークコード (パラグライダーの操縦桿のようなもの) をタイミングよくコントロールしながら徐々に回転を垂直方向に持ち上げていく方法。
↓SAT の動き。
もう一つの方法は、スパイラルやウイングオーバーなどでグライダーにスピードをつけて、エネルギーが溜まったところから逆方向にブレークコードを引いて、一気に垂直方向に回転する方法。があります。
一つ目の方法は正しいタイミングを掴むまでにかなり練習が必要で難しいです。自分も最近ようやく左右両方でできるようになりました。
最初はすごい勇気がいりますが、慣れるまではニつ目の方法で練習していく方がいいと思います。
インフィニティができるようになってくればわかりますが、正直簡単です。
見た目が派手なのと、普通にパラグライダーしていたらまず味合わない感覚なので、初めてできたときはすごい感動しますが、簡単です。
ただ、簡単ですが、最も危険なトリックのうちの一つです。
一つ間違えばパラグライダーに真っ逆さまに落下します。その後は、、、運さえ悪くさえければまたすぐに飛べると思います。。。
この記事を読んで下さってる方は、おそらくたぶんパラグライダーのアクロバティックに興味があって読んで頂けているのかなと勝手に推測しています。
なので、このトリックを練習するときは湖などの水の上で、十分に高度がある状態で練習してください。
日本人のアクロバティックパイロットが増えることを心の底から祈っていますが、、、命優先で飛びましょう!
You TubeやInstagramにもインフィニティの動画をあげているので、よかったら参考にしてください。
日本人でアクロバティックを教えられる人がいないので、少しでも役に立てられたらすごく光栄です。
ただ、ここに書いてあることを試されても責任は負えませんので悪しからず。。。
ではでは〜。
レッドブル Xアルプス
セアヴス、けーすけです。
もんのすごく久しぶりの投稿になってしまいました。。。
ここ2, 3週間の間に色々とトラブルがあってしばらくパラグライダーで飛べない状態になっています。。。
なのでブログの更新が久しぶりに進むかもしれません。
最近あった、パラグライダー界のニュースといえばやはり、今回の記事タイトルの通り、Xアルプスです!
Xアルプスとは、あのエナジードリンクメーカーのレッドブルが主催しているイベントです。
いまは2年に一回開催されています。
どんなイベントかと簡単にいえば、パラグライダーで飛ぶか、自分の足で歩くか、その2つの移動手段だけでオーストリアのザルツブルクからフランスのモナコまで期限内に (今回は12日間) 誰が一番早く到達できるかを競争するイベントです。
そう、自分がいま住んでいるザルツブルクがスタート地点になるので、スタートの瞬間を生で見てきちゃいました!
ちなみに、ザルツブルクからモナコまでは、直線距離でいうと東京から広島の少し先ぐらいまでみたいです。
しかもこのイベントは、ただ単にザルツブルクからまっすぐモナコに向かえばいいんではなくて、アルプスの所々に設定された全チェックポイントに立ち寄って、サインボードにサインをしないといけません。
今回設定されたチェックポイントを直接で結んでいったら、1200km ぐらいあったみたいです。すごいですよね。。。
1200km って日本でいったらどれぐらいでしょう。。。東京から山口ぐらいまでかな。。?クレイジーすぎる。
今回の大会は、総勢32名、20カ国のアスリートが参加していました。
優勝したのは、この大会までに5連覇していた、スイスのクリスチャン・マウラーさん。
結局、この大会でも優勝したので、6連覇になりました。すごすぎます。。。
見てほしいのが、この大会でのクリスチャン・マウラーさんのスタティスティック。
ちなみに彼は、↓の距離を9日と3時間で達成してます。
総移動距離: 1979.02km
のうち、総歩行距離: 419.48km
のうち、総飛行距離: 1559.54km
総歩行時間: 77.2h
総飛行時間: 39.6h
もう意味がわかりません。
単純に割り算しても、この9日間は40km 以上を毎日歩いていることになります。。。毎日!ですよ。
しかもモンブランとかもチェックポイントに入ってるので、アップダウンのものすごくきつい本格的な山でのハイキングも含めてのこの距離です。もう同じ人間と思えません。
スタートの瞬間を生で見て、このイベントのエネルギーに生で触れて、正直、出てみてえー!とかすごい単純に思っちゃいましたが、そんな単純な発想が恥ずかしくなるぐらい、参加した人たちは相当しんどかったと思います。
設定された期間の、12日間のうちにゴール出来なかった方々や、ルールによってイベント中に足切りにされてしまった方々もリスペクトです。
お疲れ様でした!
日本人として唯一参加された扇沢さんもお疲れ様でした!
すごいポジティブなエネルギーをたくさん受けれました!
自分も毎日ちょっとずつ頑張ります。
ではでは〜。
ノートはじめました
セアヴス、けーすけです。
少し前からですが、このブログとは別に "ノート" も始めてみました。
ノートとはなんや?と思われた方もいると思いますが、ノートの公式は ↓ のようにうたっています。
noteは、文章、写真、イラスト、音楽、映像などの作品を投稿して、クリエイターとユーザをつなぐことができる、まったく新しいタイプのウェブサービスです。
つくった作品(ノート)は、通常のブログやSNSなどと同様に無料で公開することもできますし、手軽に売り買いすることも可能です。
・新作を発表して読者やファンと交流する。
・とびっきりの自信作のノートを売る。
・あこがれのクリエイターのノートを買う。クリエイターとファンの、まったくあたらしい交流のかたちをお楽しみいただければ幸いです。
要は、ブログとそんなに変わりません。笑
といったら、怒られるかもしれませんが、自分としてはパラグライダーのアクロバットを少しでも多くの人に知ってもらえたら良いと思って、発信の場を増やしているだけです。
ノートだと、この、はてなブログとは違って、動画単体や、写真単体でも投稿できますので。
ということで、今回の投稿は以上です。。。
ではでは、チャオ~。
オルデニズといったらあれしかないでしょ!!!
セアヴス、けーすけです。
前回の投稿からものすごく間が空いてしまいました。。。
というのも、10月-11月のほとんどの期間をオルデニズで過ごしていました。
え?オルデニズって何?おいしいの?と思われた方、その反応で合っていると思います。
自分もつい数年前まで、知りもしませんでした。
もったいぶってもあれなので、、、何かというと、トルコにある地中海に面したリゾート地です。
実はここはパラグライダーのアクロバット (以下、アクロ) をしている人にとって世界的に最も有名な場所の一つです。
自分もパラグライダーを始めてから、オルデニズという場所を知りました。
なぜアクロの人に有名なのか、というと、以前の投稿 (↓) でも少し触れたことがありますが、万が一のことを考えて、アクロは安全確保のために湖などの水の上で行うのが理想です。
オルデニズは、地中海の上で飛べて、なおかつビーチのすぐ真横にどでかい山がそびえたっているので、高度を確保することも簡単です。
飛び立てる場所がたくさんあるので、一概には言えませんが、風向きが合えば山頂 (標高約2,000m) から飛び立てます。
山頂から飛び立って、海の上にくるまでだいたい1-2km ぐらい飛んで移動してこないといけませんが、それでも海の上に来た時に優に高度差1,000m は簡単に取れます。
またここは、Ölüdeniz (オルデニズ、Ölü = トルコ語で "死"、deniz = トルコ語で "海") の名前の通り、 何故かは知りませんが、沖まで行っても爆風などで海が荒れていない限りは全く波が無い海です。
ですのでパラグライダーパイロットが万が一海に落ちても、ぷかぷか浮いていれば現地のレスキューボート隊が助けに来てくれます。
ですので練習し放題です。
また景色も最高に良いので、パラグライダーをしていない人にとっても、タンデム (二人乗り) で簡単に飛べて景色を楽しめちゃいます。
ハイシーズンにはオルデニズに約350人のタンデムパイロットが常駐するみたいなので、空一面がパラグライダー一色の非日常的な光景になります。
百聞は一見に如かずと思いますので、自分が2カ月間飛んでいた様子を動画にまとめてみたので、ぜひ良ければ見てみてください!
パラグライダーをしていない人でも一回は行ってみることをお勧めします。
また頑張ってブログ更新を続けていけたらいいなあ~と思っています。。。
ではでは、チャオ~。
【ワーキングホリデー】オーストリアのワーキングホリデービザの申請方法
セアヴス、けーすけです。
一昨日から風を引いて寝込んでおりました。。。
さて!早速ですが今回のブログでは、コアラではない方、モーツァルトの方のオーストリアのワーキングホリデービザの申請方法について書きたいと思います。
そう、あまり知られていませんが2016年からオーストリア (何度も書きますが、モーツァルトの方) にもワーキングホリデーとして1年間滞在できるようになりました。
実際、自分はワーキングホリデービザを取得して滞在しています。
国自体もあまり日本ではなじみが薄くて、またその中でもワーキングホリデーとしてオーストリアに滞在する方は稀かと思いますが、、、役に立てれば嬉しいです。
申請場所
在京オーストリア大使館によると、日本国籍の人は東京、元麻布のオーストリア大使館でのみ申請可能 とのことでしたので、自分自身も元麻布で申請しました。
在京オーストリア大使館
〒106-0046 東京都港区元麻布1-1-20
Tel: (+81/3)3451-8281
Fax: (+81/3)3451-8283
https://www.bmeia.gv.at/ja/oeb-tokio/
ちなみにHP には記載ないみたいですが、事前に下記URL からアポを取っていく必要があります。
ビザの内容
オーストリア大使館によると、
WHPについて
ワーキングホリデー制度は18-30歳までの青少年に就労を渡航目的としない文化観光など休暇目的の入国及び滞在期間中に旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。外国に滞在することにより語学力を身に付け、外国の文化および生活を知り,相互理解を深めることで将来就職に役に立つ知識を得ることを主な趣旨とします。
ビザD“WHP”で最長12か月間滞在し、基本的に就労許可を取得することなく収入を得ることができます。ビザD“WHP”は査証免除協定に基づくシェンゲン地域のノービザ滞在と別枠扱いであり、一旦出国することなくノービザ滞在前後でも可能です。
注意:滞在資格は扶養家族にまで及びませんので、配偶者、子供などは別途一般ビザ既定に基づく申請が必要。
※WHP = ワーキングホリデープログラム
要は、1年間観光するもよし、遊んでもよし、そのための資金調達のためにオーストリア国内で就労許可なしでも働けますよ というビザです。
当たり前ですが、残念ながら職が見つかることは保障されていません。
申請条件
- 申請者の年齢は18歳から満30歳であること
- WHPビザの申請はビザの有効期間の3か月前から、遅くとも3週間前までに行う
- WHPビザの有効期間の変更はできない
- WHPビザの最長期間は12か月であり、複数の再入国が可能
- WHPビザの延長はできません
- WHPビザは一国一人一回のみ申請可能 (WHPビザを消化できない場合、キャンセルしない限り再申請できなくなります。ただし就労しなかった理由による事後キャンセルはできません)
- 就労が可能であるものの、就労・就学は主な渡航目的であってはいけません
- 申請者はWHPビザの有効期間より残存期間3か月以上ある旅券を所持する
- 申請者は往復航空券、あるいは購入に必要な資金を持たねばなりません
- 申請者はオーストリア入国後最初の一定期間、自力で生活できる充分な資金を持たねばなりません
- 申請者は充分な健康保険に加入していなければなりません
- 申請者は充分な健康状態でなければなりません、なお犯罪歴があってはなりません
- WHPビザは無料です
申請条件の中で曲者なのは、生活資金の証明です。
いくつか証明方法があります。
- 本人負担 (銀行口座の預金残高証明書 等で証明)
- スポンサー負担 (企業、組織、ホスト 等)
具体的な金額は記憶になくて申し訳ないですが、たしか100万円ほどの証明が必要だったはずです。オーストリアの場合は日本円の残高証明でも承認してもらえました。
申請に必要なもの
- 申請用紙 ビザD Visum D
- ICAO規定適合 パスポート写真
- 日本国旅券、ビザの有効期間より残存期間3か月以上必要
- 滞在期間中の旅行、疾病、事故保険(最低保障3万ユーロ)
- 入国後最初の一定期間自力で生活できる充分な資金の証明書
- 航空券あるいは航空券を調達できる充分な資金
(2017年7月現在;尚、規定が変わる可能性がありますのでご了承ください)
この記事を書いている2018/9/28 時点のオーストリア大使館のHP から抜粋しました。
自分が申請したときもこの内容でした。
が、不親切なことにこのHP に載っている内容は完全ではありません。
自分が申請に行った時、上記の全てを揃えていっても不備があるとのことで再提出が必要なものがたくさんあったからです。
大使館の窓口で、全く別の内容の、更に細かい内容の申請に必要なものリストを渡されました。
もちろん "おいおい、このリストをウェブに載っけとけよ。" と怒鳴りつけてやりました。(そう、心の中で。。。)
今後、オーストリアのWHP を申請しようと思ってこの記事をみてくださっている方に一番伝えておきたかったのはこの部分です!
大使館の窓口で渡された、その、更に細かい内容の申請に必要なものリストの全内容を載せておきます ^^
(中には日本国籍ではない人向けの項目もあります)
- 申請用紙 (記入漏れのないこと、直筆サイン入り)
- パスポート:申請されたビザの有効期間より3カ月以上の有効残存期間、未使用ページ数が最低2ページある、発給から10年以内のパスポート
- パスポートのコピー (身分事項ページ、ビザ貼り付けページ)
- 日本の在留カード (有効残存期間3カ月以上のもの)
- ICAO 規定による最近の写真 (パスポートサイズ)
- 旅行保険証書 (疾病、傷害、帰国費用)、最低補償額各3万ユーロのもの
- 雇用証明書 (現在の雇用関係を証明する在職証明書、雇用者、仕事、期間、収入)、在学証明書
- フライト予約確定所
- 宿泊の予約証明、ホテルの予約
- 充分な資金の証明、通帳 (6か月分の残高証明)
- シェンゲンビザの有効期間より3カ月以上の有効期間のある日本再入国許可、日本在留資格、外国人登録済み証明書
- オーストリアの次に訪問される訪問国のビザ
- 返信用封筒
- 渡航目的が観光の場合:同上のもの、更には・旅行代理店発行の旅行予約確定所 (ホテルの住所を含む)
- 渡航目的が商用の場合:同上のもの、更には・オーストリアの企業からの訪問の目的、期間、渡航者の氏名、生年月日、住所などを含む招待状。場合によって招聘企業の会社登記記載事項証明 (Firmenbuchauszug) 更には *EVE (Elektronische Verpflichtungserklärung = 所定の電子版招待者保証) が求められることがあります。
- 個人、知人訪問の場合:同上のもの、更には招待者の *EVE (Elektronische Verpflichtungserklärung = 所定の電子版招待者保証)
- 空港トランジット (国際線乗り継ぎ) の場合:同上のもの、更には目的国のビザ *EVE の詳細は Fremdenpolizei (外国人警察) にお問い合わせください。
※このリストについての内容は、自分が実際に申請した2018年5月初旬時点の内容です。時間が経てば内容に変更が入ってる可能性がありますので、ご注意ください。
申請からビザ受け取りまでの期間
公式にはビザの有効期間の3か月前から、遅くとも3週間前までに行うとのことです。
自分の場合は、申請を開始したのがビザの有効期間の3週間前で、ビザ申請が受理されたのが、たしかビザ有効期間の20日間前ぐらいでした。で、受け取ったのがたしかビザの有効期間の1週間ほど前だったかと思います。
フライトも予約済みで、出発日も近づいていたのでかなりそわそわしました。
できるだけ早めの申請をお勧めします。笑
ざっと書きましたが、申請の概要はこんな感じです。
ではでは、チャオ~。
緊急パラシュートを開くことになった経緯と原因の分析
グーテンアーベント、けーすけです。
以前の投稿 (↓) で書きましたが、約2カ月ほど前に飛んでいるときに緊急パラシュートを開く必要がある状況になり、緊急パラシュートを開いて湖に着陸しました。
ちなみに実際の動画はこんな感じ。
今回の投稿では、この事態に陥った経緯と自分なりの原因の分析を書きたいと思います。
※かなりマニアックな内容になりますので、パラグライダー未経験者の方には難解な内容になるかと思いますが悪しからず。。。
①まず、この時にどのようなマヌーバー (トリック、技のこと。以下、マヌーバー。) をしようとしたのか。
ミスティーフリップ右 → ヘリコ右
この二つのマヌーバーを繋げようとしたときに起きました。
- ミスティーフリップとは
パラグライダーのピッチアップ (振り子動作で人間が上方向に振りあがる動き) とスピン (文字通りスピン。グライダーの片方のみが失速して、片方のみが飛行している状態) を同時にコントロールしてくるっと回るマヌーバー。
↓ ミスティフリップの連続動画。
- ヘリコ (別名:ヘリ、ヘリコプター) とは
パラグライダーをディープストール (完全に失速してはいるが、グライダーは見た目上、通常飛行時のように開いていて、パラシュートのように落ちている状態) に入れた後、グライダーを頭の真上にある状態を保ちながら、片翼のみを失速させたまま、もう片翼を飛行状態に戻すことで、グライダーがヘリコプターのプロペラみたいにくるくる回るマヌーバー。綺麗なヘリコはめちゃくちゃ難しい。最も難しいマヌーバーの一つやと思います。
↓ この動画の 3:16~ ぐらいに出てきます。完璧なヘリコではないですが。
で、緊急パラシュートの件の話に戻ります。
ミスティフリップでくるっと回りきった後、一瞬ディープストールに入れて、片翼を失速状態から解放してあげてヘリコに入れればこの繋ぎは完成です。
②なぜ起きたのか?[前提条件、原因]
このフライトの前にブレークライン (以下参照) を 2cmほど短くしていました。
Google 画像検索結果: https://s.hswstatic.com/gif/paragliding-5.gif
なぜ短くしていたかというと、別のマヌーバーの話になりますが、SAT → ヘリコ の繋ぎをし易くするためです。
※ちなみにSAT とは?
(SAT もマヌーバーの一つです。SAT の動画 (↓)。空から見下げた視点で見たとして、スパイラルはグライダーを円の中心として人が周りを回るのに対して、SAT は人を円の中心としてグライダーが周りを回っている状態です。この動画の最初にSAT に入った後にスパイラルに入るシーンが見れます。)
SAT は両翼ともが通常飛行のときよりも速い速度で滑空しています。それをヘリコに入れようと思うと、その、通常よりも速い速度の翼を失速状態まで力ずくで引き抜かないといけません。
つまり、ブレークをめちゃくちゃ引き込まないとSAT からヘリコへの繋ぎはできません。
またグライダーによって引く量も変わってきます。今回の緊急パラシュートのときに乗っていたグライダーは、SAT からヘリコに引き抜くのがめちゃくちゃ重いです。
ブレークラインを短く調整することによって、それだけ引き込むときの位置が腕の上の方になって力が入れやすくなります。
だからブレークラインを短く、短く、アクロパイロットは調整していくのです。
つまり、ミスティフリップ→ヘリコとは直接は関係ないですが、コントロールしやすくするためにラインを短くしていました。
③なぜ起きたのか?[経緯]
- 以前よりも短いブレークの状態で飛んでいたこと。
- ミスティフリップからヘリコに繋ぐときにブレークが短すぎて、解放しなければならないはずの側の片翼を引きすぎたこと。
- 乗っているグライダーは、特性上、ヘリコのときは全体重をブレークを解放させる側に乗せなければならず、そのことも相まって、よりライザー (ブレークラインの説明をした上記の画像の中の "Risers" の部分) がツイストしやすい方向に翼が傾いてしまったこと。
- ライザーがツイストを開始。
- 通常滑空時に戻せない状態になって、緊急パラシュートを投げた。
書いていてこんな内容で伝わるのか不安になってきましたが、こんな流れです。
参考になるかわかりませんが、一人でも万が一の時の助けになれば幸いです。
ではでは、チャオ~。