アクロバティック用パラグライダーの試乗
グーテンターグ、けーすけです。
先日、オーストリアはチロル地方にあるKössen (コッセン) という山に行ってきました。
今回ここを訪れた目的はアクロ用のグライダーの試乗です。
ちなみに現在私が持っているグライダーは2機あります。
具体的には、フリースタイル用グライダーと、いわゆるノーマルグライダー (EN-Cクラス) です。
2機持っている理由は、基本的にはアクロスタイルのフライトをしたいけど、選択肢の幅を拡げるためです。
要は、天気、風、練習したい内容などの条件によって最適なグライダーに乗りたかったのです。
- 風が弱く、比較的低い山から飛び、上昇気流もまあありそうかなという時はノーマルグライダー
- 逆に風がとても強いときやある程度高度がある山から飛ぶ、または上昇気流がバンバンに強そうで、上空がとても荒れていそうな状況のときはフリースタイルグライダー
という使い分けをしていました。
ざっくり言うと2つのグライダーの違いは
- ノーマルグライダー:高度が比較的落ちにくい、何もしないと乱気流によって空中でつぶれることがある、旋回が比較的大回り
- フリースタイルグライダー:高度がすぐ落ちる、前進するスピードが比較的速い、何もしなければ空中でつぶれることがほぼない、小回りがすごく効く、ダイナミックな動きをしやすい
自分は基本的にびゅんびゅんグライダーを動かしたり、繊細なコントロールをすることが、楽しさを感じて好きです。
なので、アクロをしたいのです。
でも東京に住んでいた頃に普段飛んでいた山はあまり高度が無く、上昇気流で高く飛べるかどうかは、極論で言うと飛んでみないとわかりませんでした。
そんな環境でアクロをしたいからといってフリースタイルグライダーばっかりで飛んでいると、万が一上昇できなかったときは、アクロ的なことをするまでもなくただ単に飛んで降りるだけです。
そんなことを避けるために選択肢を増やす手段として2機持っています。
ですがヨーロッパに来てからは、アルプス周辺に住んでいることもあって、ノーマルグライダーに乗らなければならないような高度の低い山で飛ぶことがありがたいことにあまりないのでほとんど使っていません。
なので売ろうと思っています。
(急に宣伝みたいになってしまって、嫌な方もいるかもしれませんが、、、 ↓ ぜひこの記事を覗いてみてやってください。興味ある方は直接コメントいただいても全く問題ありません。興味なくてもせめてシェアしていただけるととてもうれしい気持ちになります。。。)
で、話を戻します。
つまり、いまはフリースタイルグライダーの一択でアクロの練習をしているんですが、やはりできることが限られてきます。
特にタンブリング (宙返り) はアクログライダーに比べて、フリースタイルグライダーではとても難しいです。
アクログライダーはシューティングしたがるように作られているのに比べて、フリースタイルグライダーは真っ直ぐに飛ぼうとしたがるように作られているからです。
ただ安全面ではアクログライダーよりもフリースタイルグライダーの方が抜群に安全性が高いです。
なんでかというと操作がフリースタイルグライダーの方が比較的簡単で、操作ミスをしたとしても重大な事態にはなりにくいからです。
アクログライダーは大抵どのメーカーのグライダーもとても柔らかく、少しのミスがライザーのツイストや餃子 (宙返りしたときとかにグライダーの上に人が落ちる状態) につながります。
でもその分、アクログライダーの方がよりダイナミックな動きができて、できるトリックの種類が増えます。
なので色々なメーカーの色々なサイズのグライダーに試乗して吟味しているところです。
この試乗した日のフライトをネットに挙げているので時間ある時にでも見てみて下さい。
ではでは、チャオ~。
パラグライダーの環境と文化の違い
グーテンモーゲン、けーすけです。
またまた前回の投稿からめちゃくちゃ間が空いてしまいました。。。
前回の投稿から今日までの間はゲルリッツェンという、オーストリア南部にある山で飛ぶためにキャンプをしながら過ごしていることがほとんどでした。
まーーー、このゲルリッツェンというところがパラグライダーをするには天国みたいなところです。
特にアクロ (曲芸飛行) をする人にとっては。
なんで天国かというと、
- 湖の上で飛べる
- 山頂高度1,900m で、湖の上に来た時でも高度は最低でもだいたい1,500m はある
- 施設がめちゃくちゃきれいでおしゃれで落ち着く
- 落ち着く場所だからか、フレンドリーな人が多い
- 安い
からです。
順番に詳しく書いていきたいと思います。
1.湖の上で飛べる
なんで湖の上で飛べることが良いのか。
それは安全だからです。
私がやっているパラグライダーのアクロというのは、グライダーを意図的に失速させたり、加速させたり等々の操作をして、くるくると宙返りやスピンをして遊ぶ飛び方です。技によっては非常に高度な技術が必要になります。
車の運転とかと同じように、きちんと練習して、わかったうえで操作していたら危険性は下がります。
でも、やっぱり宙返りとかをするので、普通に飛ぶ方法よりはリスクが上がります。
で、どうやって怪我のリスクを下げるかというと、万が一のことが発生したときに地面ではなくて水の上に着地できるような場所で飛んでおく、ということです。
パラグライダーは飛んでいるときに高度があればあるほど安全です。ほぼすべての怪我は地面に叩きつけられることによって起こるからです。
実際に、自分もゲルリッツェンで1カ月ほど前に、緊急パラシュートを開傘して湖に着地しました。。。笑
この動画内で、どうして緊急パラシュートを開傘する判断をしたかについては、また別の機会に投稿しようかと思います。
(追記) 緊急パラシュートを開傘した内容について投稿しました。↓
2.山頂高度1,900m で、湖の上に来た時でも高度は最低でもだいたい1,500m はある
アクロ、はくるくる回って飛んでいる間に、あっという間に高度を失います。
高度が1,500m ほどあると、普通にふわふわと飛んでいるだけだと最低でも20分ほどは飛んでられるかと思いますが、アクロだと4-5分で着地です。
また、高度が200m を下回ってくると、万が一のことを考えて、アクロは控えます。
上の動画みたいなことが、低い高度で、しかも地面の上で起きた時のことを考えるとゾッとしますよね。
湖の上でこんなに高度がとれる場所は世界的に見てもめちゃくちゃ貴重です。
3.施設がめちゃくちゃきれいでおしゃれで落ち着く
急に世俗的。笑
まーーー、めちゃ雰囲気良いところです。
写真でお伝えしたほうがわかりやすいですね。笑 百聞は一見に如かず。
ビールの自販機も置いてあるので、ゴンドラの営業時間が終わった後とか、天気悪くなってきたりするとすぐ乾杯です。笑
4.落ち着く場所だからか、フレンドリーな人が多い
これはオーストリアの国民性もあるかと思います。オーストリアはドイツとかと比べると、リラックスした雰囲気の人が多い印象があります。(もちろん、ドイツにもリラックスした雰囲気の人はいっぱいいます。)
自分は、上の写真にあるランディング場から歩いて10分ぐらいのところのキャンプ場でキャンプしながら過ごしていました。また、そのキャンプ場に泊まっている人たちがみんなリラックスした雰囲気でフレンドリーでめちゃくちゃ良い。
大体ほとんどの人がパラグライダーやってる人やけど、それは関係なく、良い人が多い。
5.安い
いっぱい人が集まっている理由はたぶんこれが主要因だと思います。
ゴンドラのシーズンチケット (半年間) が180ユーロで、たぶんヨーロッパ内で一番安いと思います。
あとバカ高い宿に泊まらなくても、キャンプ場に泊まれば費用を抑えられるし。
残念なことに、日本にはいまこのどの条件にも当てはまる場所が無いと思います。。。
逆に言えばこういう条件に当てはまるところができたら競技者人口が少しは増えるのかなあ。。。(どの立場から言ってんねん。って突っ込みは勘弁ください。)
ではでは、チャオ~。
オーストリアのワーキングホリデービザを取得して・・・(自己紹介!!! その5)
グーテンモーゲン、けーすけです。
いよいよ自己紹介に関して、最後の投稿です!(めちゃくちゃ長くなってしまった。。。)
今まで通り、"自己紹介!!! その1" で投稿していた内容について、詳しく書きます。
自己紹介!!! その1 - なぜ東証一部上場企業を辞めて海外に住み始めたのか - - けーすけのアクロバティックな人生パラグライダーブログ
ちなみにこの1年はどんな1年やったかというと、
①約6年間勤めていた東証一部上場の企業を辞める
②社会人2年目で始め、趣味としてのめりこんだパラグライダーの、より良い環境を求め、世界でパラグライダー最大人口地域の一つといわれている、ドイツ語圏への移住を目指す
③そのためドイツでドイツ語学校に約7カ月通う
④オーストリアのワーキングホリデービザを取得して、夏場はパラグライダーのトレーニング、冬からは職探しを行う予定 (←いまここ。)
と、こんな感じです。
①~④の詳細については、長くなりそうなんで次回以降に投稿します。
以前のブログでも触れた通り、日本はオーストリア (コアラじゃない方) と2016年からワーキングホリデーの制度を結んでいます。
制度がはじまった当初は、ワーキングホリデーとして滞在できる期間は6カ月間のみでした。
他の協定国はどこも1年間なので、他の協定国の半分ですね。
"6カ月は短いなあ。時間が経ったら期間延びひんかなあ。。。" と、特に何も抗議活動とかせずに日々過ごしていたら、ある日オーストリアとのワーキングホリデー要項を調べてみるとラッキーなことに他の国と同じように1年間に延長されていました。
外交官の皆様ありがとうございます!この場を借りて心の底から御礼申し上げます!
話が変わってしまいました。
できるだけ長く滞在するために
今回のブログの内容について、夏はトレーニング、冬から職探しをして働く予定、と書きました。そしてすでに今まで写真等をあげている通り、オーストリアでの滞在が始まっています。
ですが実は、7月31日までは観光として、ビザ無しで滞在しています。
ワーキングホリデービザとしての滞在は8月1日からになります。
これは、1) できるだけ長く滞在したい 2) 1年間しか期間がないワーキングホリデービザを取得したのに、夏をパラグライダーのトレーニングだけに使って、働かないのはもったいない気がする ためです。
で、大前提として日本人はオーストリアにビザの申請無しで最長6カ月間滞在できます。
注:他のヨーロッパの国はビザなしでの滞在可能期間がだいたい最大3カ月なので、ビザなしでオーストリアに滞在している4カ月目とか5か月目とかに他のヨーロッパの国に入ったらどうなるかは知りません。笑
この条件から、"オーストリアにまずはビザなしで入って、6カ月間過ごして、そのあと7カ月目から1年間ワーキングホリデーとして滞在したら長くいれるんちゃうか。。。" と考えました。
↑ こんなイメージです。
ですが、、、在京オーストリア大使館のHPに記載されている、ワーキングホリデービザの申請条件の一つに下記内容があります。
ビザ – Österreichische Botschaft Tokio
- WHPビザの申請はビザの有効期間の3か月前から、遅くとも3週間前までに行う
つまり、さっきの計画は破綻しました。笑 ビザなし期間を3カ月以内にしないとだめってことです。
ということで、ビザ無し期間を3カ月以内にして、そのあとワーキングホリデーとして滞在することに決めました。
念のため、大使館にこの内容でワーキングホリデービザが申請できるかを確認してから保険等の、ビザ申請に必要な諸々のことを準備することにしました。
在京オーストリア大使館に聞いてみると、"基本的にはオーストリアに入国する初日からのワーキングホリデービザを発給させていただく認識であります" とのことでした。
これまた、"基本的に" とか "認識であります" とかボヤっとした回答ですなあ、、、と思いながら、なんとかならんもんかと思い、当時通っていたドイツはアウグスブルグの語学学校に相談したところ、相談すべき相手として、在ミュンヘンオーストリア大使館を紹介してくれました。
で、在ミュンヘンのオーストリア大使館に相談したところ、彼らからは、"たぶん大丈夫だが、ビザを申請する在京オーストリア大使館で、申請時に直接聞いてくれ。" と。
お役所関係でたらい回しにされるっていうのは世界共通なんやなあと感心しました。笑
結局、東京のオーストリア大使館へビザ申請で訪れたときに再度確認しました。が、"たぶん大丈夫だがグレーゾーンであり、入国審査の時に万が一拒否されても責任はとれません" とのことでした。。。
で、どうしたかというと、、、まあ、なんとかなる。と思って、オーストリアに来ました。
上海乗り換えのミュンヘン行きの飛行機に乗って、ミュンヘンからは陸路でオーストリアに入りました。
結果、ミュンヘンでの入国審査のときには何のおとがめもなく入国できました。
もし今後同じようなことを考えられている方がいて、このページを見てもご参考までとしてください。。。入国拒否されても責任はとれませんので。。。
ワーキングホリデーとしての職探しについて
ネットなどでの情報収集は開始していますが、まだ本腰を入れていないので、正直どうなるかは未定です。
これに関しては、また別途違う機会にブログをあげさせてもらおうと思っています。
全6回にも渡って自己紹介をしてきました。。。ちょっと内容を派生させすぎてしまいました。笑
閲覧ありがとうございました。
最後に、最近よく飛びに行っている、ザルツブルグの街からバスで30分ぐらいで着く、ガイスベルグ (Gaisberg) での自分の動画を載せておきます。
ではでは、チャオ~。
ドイツでドイツ語学校に約7カ月通う (自己紹介!!! その4②)
グーテンアーベント、けーすけです。
さて、先日途中で 投げ出した 次回に続く、としていた前回の投稿 ↓ の続きです。
ドイツ語学校でドイツ語を勉強するために10月- 4月まで7カ月通いました。
どこの都市のどの語学学校にするか?
前回のブログですでに、語学学校はドイツ国内にある学校に通う旨を書きましたが、他のドイツ語圏の国 (オーストリアとかスイスとか) ではなく、ドイツ国内にした理由について。
ドイツ語を学ぶという目的はありましたが、他に選ぶ基準がなく、選択肢が多すぎて、どういう基準で選ぶかから考えました。
選んだ街は結局アウグスブルグという街でしたが、選んだ理由について、大きく2点です。
- 費用
単純にこの理由が住む街、通う学校選びででかいかもです。
住む街、学校選びは全て日本を出る前に終えた (当たり前か笑) ので、ネットでしか情報収集できなかったですが、結局アウグスブルグという街に住んで、そこにある語学学校に通うことに決めました。
アウグスブルグに決めた理由は、
- 週末など、時間がある時は飛びに行きたかったので、できるだけアルプスに近いドイツ南部かオーストリア西部~中央部
- 日本人が少なそうな、それほどメジャーじゃなく大きすぎない街
- 語学学校の値段と家賃の大体の相場
です。
1. の理由から、ドイツ内ではバイエルン州、オーストリア内ではザルツブルグかチロル州あたりに絞りました。
2. は、日本人はやっぱり海外では群れてしまう国民性やと思うので、できるだけ日本人が少なくて、ドイツ語を話す機会をできるだけ多くする、という理由で選ぶ基準に入れました。
1. と 2. で見ていくと、ネットで見れる情報ではもうアウグスブルグしかなかったです。笑
自分はホームステイではなくて、自分でアパートを借りようと思っていたので、ある程度、日本出発前に物件情報も見ていました。やっぱりアウグスブルグに比べてミュンヘンとかの大きくて人気な街は家賃相場が倍以上でした。
- ビザの問題
ドイツの場合、渡独前に日本で語学学生ビザを取らなくても、ドイツ国内で申請して取得できます。
滞在が3カ月以内の場合は、日本人やったらそもそもビザ必要ないですが、自分は半年以上滞在する予定でしたのでビザが必要でした。
会社を辞めてからすぐに出発しようと考えていて、買ってしまった飛行機の出発日までの間にバタバタしたくなかったので、ドイツに着いてからビザを申請することにしました。
実際、ドイツに着いてからビザを申請して、2カ月弱で手元に届いたので、計画通りストレスなく取得できました。 (現地の外国人局で働いている事務員達が地獄かと思うほど信じられへんぐらい無愛想やったので、そういう面ではストレスありましたが。。。)
ドイツ語を学び始めて
一言、めちゃくちゃむずい。。。
自分はペラペラではないものの、仕事で使っていたこともあり、普通に世間話できるぐらいの英語は話せます。
それも相まって、ドイツ語がめちゃくちゃむずいと感じました。
どういうことかというと、英語で会話するという道に逃げてしまう。。。
話さなあかんとわかってながらもドイツ語を使う自信が初めのころはあまりなかったので、 ドイツ語話さない→うまくならない→自信出ない→ドイツ語話さない という悪循環でした。笑
ドイツ語と英語は似ている単語が結構あって、文法も似ているようで、でもぜんぜん違うくて、ドイツ語は英語よりも二癖か三癖ぐらい多いイメージです。
結局、言いたいことが言えて、言ってることが大体わかるなあ、となるまでに半年ぐらいかかりました。笑
しかも方言が多い。ドイツ語と言ってもオーストリアとスイスとドイツ国内で話される言葉はけっこうちがう。。。ドイツ国内でも地域によってけっこうちがうし。。。
もう最初の3カ月ぐらいはドイツ語の難しさに対してやり場のない絶望感であふれてました。笑
と、最後はネガティブな感じですごく長くなっちゃいましたが、、、結論!!!6カ月勉強したらドイツ語はある程度話せるようになる!どどん!笑
ちなみに最近はザルツブルグは夕方になったらサンダーストームで大荒れな日が多いです~。
ではでは、チャオ~。
ドイツでドイツ語学校に約7カ月通う (自己紹介!!! その4①)
グーテンモーゲン、けーすけです。
約一カ月ぶりの投稿になっちゃいました。。。
自己紹介に関しての続き、"その4" です。
引き続き、自己紹介 "その1" で書いた内容について深堀りしてご紹介します。
(自己紹介だけでどんだけブログ投稿すんねん笑)
今回と、あともう2回続く予定です。笑
今回のテーマはドイツ語学校に通っていた話です。
自己紹介!!! その1 - なぜ東証一部上場企業を辞めて海外に住み始めたのか - - けーすけのアクロバティックな人生パラグライダーブログ
ちなみにこの1年はどんな1年やったかというと、
①約6年間勤めていた東証一部上場の企業を辞める
②社会人2年目で始め、趣味としてのめりこんだパラグライダーの、より良い環境を求め、世界でパラグライダー最大人口地域の一つといわれている、ドイツ語圏への移住を目指す
③そのためドイツでドイツ語学校に約7カ月通う
④オーストリアのワーキングホリデービザを取得して、夏場はパラグライダーのトレーニング、冬からは職探しを行う予定 (←いまここ。)
と、こんな感じです。
①~④の詳細については、長くなりそうなんで次回以降に投稿します。
まず、ドイツ語圏に住みたいと思いました。
その理由は前回のブログを見てください。
ドイツ語を話す人口は約1億3000万人と、ほぼ日本の人口と同じみたいです。
"ドイツ" ではなく、"ドイツ語圏" に住みたい、という言い方をしてるのも、ドイツ語を公用語としている国はドイツだけではなくて、オーストリアやスイスなど、アルプスが横たわっている国がたくさんあるからです。
で、ラッキーなことに自分にとって長期滞在するにあたって、良い条件があります。
それは、"自己紹介 その5" で詳しく書かせてもらう予定ですが、ドイツとオーストリアが日本との間にワーキングホリデー協定を締結しています。
ワーキングホリデーとは簡単に言うと、1年間、観光するも良し、働くも良し、何しても良いという夢のビザです。笑
だいたい協定を結んでいる国に滞在できる期間は1年間ですが、当初、オーストリアだけワーキングホリデーとして滞在可能な期間が半年間だけと短かったです。
※オーストリアが日本とのワーキングホリデー協定国になったのが2016年と、最近です。
それが、自分が会社を辞める前に1年間に延長されていました!!!(なんとも運命的な!!!笑)
職探しに関してはドイツの方が良いが、パラグライダーのトレーニングとなるとオーストリアの方が断然良い。(パラグライダーの有名なエリア、山が圧倒的に多い)
そしてヨーロッパのパラグライダーは4月ごろ - 10月ごろまでがシーズン。
それ以外の期間は寒すぎて基本的に飛ぶ人は少ない。(それでも、自分を含め飛びバカは飛びますが。。。)
そしてワーキングホリデーはほとんどの国が30歳まで、という年齢上限があります。
あと、どの国も基本的に一生に一回しかワーキングホリデービザを利用できないです。
そしてドイツ語圏で生活をしていく場合はドイツ語を話せたほうが圧倒的に有利。仕事探しも含め。。。
これらのことを踏まえて、計画を練りました。
そして、
- 10月から7か月間、冬の間はドイツにて語学学生ビザを使って、ドイツ語を勉強する。
- その期間が終わった後は、オーストリアにてワーキングホリデービザを利用し、夏の間はパラグライダーのトレーニング、冬からは仕事もする。
- オーストリアのワーキングホリデーで1年経った後は、(まだ計画を練っている段階ですが) ドイツでワーキングホリデー、もしくはドイツかオーストリアにて就労ビザを取得して滞在する。
というプラン動くことに決めました。
で、ようやくですが、今回の記事のタイトルのドイツ語学校に通っていた話です。
と思いましたが、、、この続きは、また次回に書かせてもらいます~。。。
最後に、、、最近は、ザルツブルグ市内からバスで30分ほどで通える、ガイスベルグという山によく飛びに行っています。
その中から1シーン。
あと、関係ないですが、ランニング中に撮った、ザルツブルグ市内にあるお城 "ホーエンザルツブルグ城" の写真です。
ではでは、チャオ~。
趣味としてのめりこんだパラグライダーのためにドイツ語圏へ移住 (自己紹介!!! その3)
グーテンターグ、けーすけです。
何回かに分けて書いている自己紹介の "その3" です!(何回にも分けて書いてるけど誰か期待してくれてるんかな笑)
前回の投稿同様、"自己紹介 その1" で書かせてもらった下記について、今回は ② の内容について書かせていただきます。
自己紹介!!! その1 - なぜ東証一部上場企業を辞めて海外に住み始めたのか - - けーすけのアクロバティックな人生パラグライダーブログ
ちなみにこの1年はどんな1年やったかというと、
①約6年間勤めていた東証一部上場の企業を辞める
②社会人2年目で始め、趣味としてのめりこんだパラグライダーの、より良い環境を求め、世界でパラグライダー最大人口地域の一つといわれている、ドイツ語圏への移住を目指す
③そのためドイツでドイツ語学校に約7カ月通う
④オーストリアのワーキングホリデービザを取得して、夏場はパラグライダーのトレーニング、冬からは職探しを行う予定 (←いまここ。)
と、こんな感じです。
①~④の詳細については、長くなりそうなんで次回以降に投稿します。
ちなみに ① について書いた、自己紹介 "その2" はこちらから。
続きを読む
オーストリアはザルツブルグでの住所登録方法
グーテンモーゲン、けーすけです。
なのでザルツブルグに今後住所登録に来る人のために記憶残ってる間に記録残しておきます。*1
※あくまで参考なので、この情報だけを基にされて、住所登録ができなくても責任は負えませんので悪しからず。
元の情報は、ザルツブルグ市のホームページです。
1.申請期限
引っ越してから3日以内
※ザルツブルグから他の場所へ引っ越す場合に、ザルツブルグの住所登録を削除する場合:引っ越す日の3日前~3日後以内
※氏名変更、もしくは国籍変更の場合:変更から1カ月以内
2.申請場所
ザルツブルグで申請できる場所は2箇所あります。
1. Schloss Mirabell, Mirabellpark, 5020 Salzburg (ミラベル宮殿内)
2. Saint-Julienstraße 20, 5020 Salzburg
3.申請受付時間
月曜 - 木曜:7:30 - 16:00
金曜:7:30 - 13:00
4.必要書類
- パスポート
- 登録用紙 (下記URLからダウンロードできます。)
https://www.help.gv.at/Portal.Node/hlpd/public/resources/documents/meldez.pdf
登録用紙は、借主だけでなく、貸主のサインも必要です。
登録用紙の簡単な翻訳を参考までに記載しときます。なお、家族構成 (FAMILIENSTAND) に関して、日本には無い "未婚だが役所に登録申請済みのパートナー有" を意味する "in eingetragener Partnerschaft lebend" など、日本人には必要のないワードは載せていません。
- FAMILIENNAME: 苗字
- VORNAME: 下の名前
- Familienname vor der ersten Eheschließung: (結婚している場合) 結婚前の苗字
- GEBURTSDATUM: 誕生日 (日/月/年 の順)
- GESCHLECHT: 性別
- männlich: 男性
- weiblich: 女性
- RELIGIONSBEKENNTNIS: 宗教
- GEBURTSORT: 出生地
- FAMILIENSTAND: 家族構成
- ledig: 独身
- verheiratet: 既婚
- geschieden: 離婚
- STAATSANGEHÖRIGKEIT: 国籍
- Österreich: オーストリア
- anderer Staat: 他国籍
- Name des Staates: 国籍名
- REISEDOKUMENT bei Fremden: 旅券情報 (パスポートで良いです)
- Nummer: パスポート番号
- Ausstellungsdatum: パスポート申請日
- ausstellende Behörde, Staat: パスポート発行機関
- ANMELDUNG der Unterkunft in: 申請する住所
- Ist diese Unterkunft Hauptwohnsitz: 申請する住所がメインの住所か? (別荘とかでない限り "はい (ja)" で良いと思います。)
私の場合は、ミラベル宮殿内の事務所で申請しました。
新居の契約日付 (入居可能日付) から、諸々の事情で約2週間経過した後に登録しに行きました。申請期限過ぎていたのでお勧めはしませんが、特におとがめなくすんなりと登録できました。
個人的な意見ですが、ドイツのアウグスブルグに住んでいた時、住所変更の担当窓口の人がめちゃくちゃ愛想が悪くて、最悪の印象がありました。ドイツに住み始めたときに申請に行ったので、自分がドイツ語を全く話せなく、英語で話していました。また、その担当者の英語がドイツ語訛りが強くて、聞き取れなくて聞き返したとき、あからさまにため息をつかれて、住所変更申請に行くことがトラウマになっちゃいました。。。
もちろん担当者にもよるんやと思いますが、ザルツブルグの担当窓口の方は笑顔で愛想よくて、ますますザルツブルグが良い街やなあと感じている今日この頃です。笑
最後に、住所登録のためにザルツブルグの街中に行ったついでに散歩がてら撮った写真達を載せておきます。
ではでは、チャオ~。
*1:2018年6月25日時点